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桜 田 門 外 ノ 変
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「桜田門外ノ変」ケータイクリーナー 商品のこだわり

1.印籠デザイン
 「桜田門外ノ変」映画化は、水戸藩(水戸徳川家)の開藩400年を記念して企画されたものです。
事件「桜田門外の変」は、水戸藩が深く関わった事件であり、登場人物もその多くが水戸藩に籍を置く人物です。

水戸といえば、誰もがまず連想するのが「水戸黄門」と「納豆」でしょうか。
 そして水戸黄門といえば「印籠
(いんろう)」。

 水戸黄門の印籠をデザインした印籠形ケータイクリーナーとしました。

 また、印籠のデザインに欠かすことのできない葵の御紋は、実物に掲げられている葵紋を忠実に再現し、(財)水府明徳会
(現在の水戸徳川家)より許可を頂いたうえで実物印籠より正確に写しとったものです

2.本体形状
 水戸黄門(水戸光圀公)が使用していた印籠は、実物が水戸市内にある「彰考館 徳川博物館」にて大切に保管、展示されていますが、実物の形状はとてもスリムで、テレビドラマの「水戸黄門」で登場する印籠よりも細長い印象を受けます。
 しかし、現代文化の中にあっては、我々の好む形状はもう少し幅のある形状を好む風潮があります。

 一般的には、某社製有名オイルライターの形状がとても良いアスペクトレシオ(縦横比)を持っているといわれており、この比率を参考にしました。
 何度も微調整を繰り返して出来上がったデザインは、万人受けするであろう、満足なものとなりました
(実物の印籠に比べても、特に女性から「カワイイ」と思われる形状となりました)

 また、このような経緯でデザインしたため、発注するケータイクリーナーのメーカーに「適切な抜き型
※1が無い」事になり、この金属製の抜き型から特別に製造する事となりました。
※1 ケータイクリーナーの本体は、薄いスポンジをPVCという樹脂のシートで裏表から挟み、これを目的の形状をした金属製の抜き型で抜いて製作します。通常はあらかじめ用意された数種類の形状の中から選んでオーダーするのが一般的で、この流れでの発注なら、型代は掛からずに済みます。

3.ヒモの形態
桜田門外ノ変ケータイクリーナー|ヒモの長さ1   桜田門外ノ変ケータイクリーナー|ヒモの長さ2
 ヒモ(根付)をどのようなタイプにするかは大きな難関でした。
 ケータイクリーナーとは、携帯電話の画面を拭いてキレイにする機能を兼ねたストラップですが、最近の携帯電話の画面は画質が良くなるに連れてその大きさも大きくなっています。ケータイクリーナーは、最低でも画面全体に届く長さがなければ機能しません。
 短いと、スライド式の電話機なら簡単に全体に届くのですが、折り畳み式の電話機では、「折りたたんだら掃除できないし、開いたら届かない」という状態になります。
 しかし逆に、長いストラップは「邪魔になる」と敬遠されるのです。

 それを解消すべく、市販されている多くのケータイクリーナーでは、バネや受話器のコードのようにぐるぐる巻きになった樹脂製のヒモが使われ、必要に応じて伸びるという便利なものを採用しています。
桜田門外ノ変ケータイクリーナー|ヒモの長さ3   桜田門外ノ変ケータイクリーナー|ヒモの長さ4
 ところが、この近代的な印象を受けるコードが、どうしても印籠のデザインにふさわしくないのです。
印籠に似つかわしいヒモは、やはり印籠にも使われている組紐で和風イメージのものです。

 また、ぐるぐる巻きのコードはものによっては、一定以上の力で伸ばしてしまうと、伸びきってしまう事になる事がわかりました。
 寄付金を含んでいるとはいえ、これを買うお客様は通常のケータイクリーナーよりも遙かに大きな額を払って手に入れるわけです。伸びてしまって簡単に使えなくなる事は避けなければなりません。

 割愛しますが、その後幾たびの検討を経て答えは行ったり来たり・・・。

 しかし、折り畳み式の携帯電話でも、完全に閉じてしまわずに、7割ほど倒した状態でも十分掃除できる事がわかりました。
掃除する際には画面を見る必要はありませんし、四六時中画面を掃除する人もそういない事でしょう。
 要点は、「画面を掃除したいと思った時にキレイにできれば良い」のです。
桜田門外ノ変ケータイクリーナー|ヒモの長さ5
 そして、念願叶って組紐の採用となりました。

4.ヒモの色
桜田門外ノ変|クリーナー用根付サンプル
 業者から用意された組紐は、様々な種類があり、カラーバリエーションもそこそこに揃っていました。
しかし、肝心な色がありませんでした。
 まず「白」。
 「白は汚れが目立つ」という事で白を使った商品はあまり売れないものとなってしまう事から、白いヒモの取扱いはありませんでした。
しかし、この印籠クリーナーにとって、「白」はどうしても外せない理由がありました。

 それは、テレビドラマの水戸黄門が悪人に見せつける印籠が、白いヒモなのです。

 また、おみやげ店に並ぶオモチャの印籠や、印籠のストラップなどの印籠アイテムは、ほとんどが紫のヒモを使用しています。
経緯については想像の域ですが、白が汚れやすいという他にやはり紫のヒモというのは「和風」を強調するうえで最も適した色だからではないかと思います。
 という事で紫も外せません。

 ヒモの色については、お客様へ「好きなものを選ぶ」という楽しみを提供したかったため、元々何色かのカラーバリエーションで制作するつもりでしたので、白の他にも赤、青、緑等を考えていましたが、業者が用意されたこれらの色は全てがとても原色系やパステル系の明るいまたは薄い色でした。

 印籠にはどれも不向きです。
印籠には、例えば「赤」でなく「アズキ色」、青ではなく「紺色」、緑ではなく「よもぎ色」または「うぐいす色」といった少し黒の入った色、すなわち「くすんだ色」が適しています。

 そこで、業者さんには大変骨を折って頂いて、こちらの納得のいくカラーが見つかるまで奔走して頂きました。
(実はその後、紐は良い既製品が見つからず、糸の染めからこちらが完全に納得いくまで、とことんやっています)。

 また、ヒモには一部金具を使用していますが、こちらが良いかな?と思えるヒモには銀色の金具が・・・。
印籠の葵紋が金色のため、やはり金具は「銀か金か?」といえばもちろん「金」。
 「あらかじめ用意された部品を使うなら安く作れるが、細かな指定があるなら特注になる」というのが、どこの業者でもお決まりのパターン。、
 結果、金具の製造工場に調整をして頂き、金色のメッキとして新たに製造する事になり、結局ヒモに関しても全く一から特注で製造する事になりました。
茨城走破(ブログ)

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